OJT診断システムで一人ひとりの指導を「見える化」
OJTトレーナー研修
松尾 睦 教授が開発した「DLL(OJT診断システム)」で各人の指導の現状を「見える化」。OJTの科学的知見(理論)と育成計画、1on1といった現場実践を接続させるOJT研修です。
このような課題をお持ちの企業・組織にオススメ

- 担当者(トレーナー)に指導の拠り所を持たせ、自信を持ってOJTに取り組ませたい
- OJT実施前に、担当者(トレーナー)が自身の育成・指導について考える機会を設けたい
- 「育て上手の指導方法」を参考に、担当者(トレーナー)に育成計画を立案させたい
概要
貴社のOJTは十分機能していますか。
OJT制度はあるものの、以下のような課題を抱えているケースも少なくなりません。
1.具体的な運用はトレーナーの裁量に委ねている(お任せジョブ・トレーニング状態)
2.OJTの成否はトレーナーの力量次第(しかしながらトレーナーは育成のプロではない)
3.若手社員の成長は運任せ?(トレーナーが良い指導を行うという幸運に賭ける)
本研修は、こうした課題を解決するために、OJTの科学的知見を踏まえながら、OJT担当者(トレーナー)が現場実践を検討するものです。経験学習研究の第一人者、松尾 睦 青山学院大学経営学部教授が開発した「DLL(OJT診断システム)」も活用し、各参加者の指導の傾向や課題も明らかにします。
特徴
特長01
OJTに有効な科学的知見の理論武装による指導の拠り所確保
育成のプロではなく、育成・指導についての専門知識・ノウハウを得る機会が必ずしも十分ではなかったOJTトレーナーに対して、OJT原則、経験学習、「育成上手の12原則」などOJTに有効な知識・ノウハウを付与し、自信を持って指導できるようにします。
特長02
育成計画シートの作成などOJT実践への落とし込み(理論と実践の接続)
単に知識・ノウハウを付与するのみならず、それをOJTの現場実践に活かせるように育成計画シートの落とし込みます(事後課題として各ワークシートを提出)。また、後輩の経験学習支援を意図した1on1のロールプレイも行います。
特長03
松尾教授開発の診断システム「DLL」で各人の指導の現状を「見える化」
参加者には、松尾 睦 青山学院大学経営学部教授が開発した「DLL(OJT診断システム)」を事前受検してもらい、参加者一人ひとりの指導の現状「見える化」します。DLLは、松尾教授の「OJTの指導方法と指導能力の関係」についての調査・分析を基に開発されました。
診断システムの紹介
DLL(OJT診断システム)

1.優れたOJT指導の方法を明確化
優れたOJT指導担当者の指導方法を科学的に分析して作成されています。
2.OJT指導者のタイプ診断により、特徴の把握が容易
OJT指導者をタイプ分け。それぞれの特徴をわかり易く解説します。
3.最先端の学術的知見を基に開発
経験学習、熟達化研究の分野において、最先端の研究を行う松尾 睦 青山学院大学経営学部教授による、「OJTの指導方法と指導能力の関係」についての調査・分析を基に開発されました。
詳細
- 研修名
OJTトレーナー研修
- 目的
OJT担当者(トレーナー)が指導の拠り所となる適切なOJTの方法を習得する
- ゴール
- OJTと経験学習の基本を説明できる
- DLL診断を基に、好ましい指導スタイルと自身の現状を説明できる
- 後輩の育成計画を作ることができる
- 後輩の育成に前向きに取り組むことができる
- 対象
OJT担当者(トレーナー)
- 時間
7時間(+事前課題、事後課題)
- 実施方式
対面・オンライン
- 教材等
- オリジナル・テキスト
- DLL(OJT診断システム)
- 育成計画の各種ワークシート
- 事前課題・事後課題
(事前課題)
DLL(OJT診断システム)の事前受検
(事後課題)
育成計画の各ワークシート提出- 講師
ダイヤモンド社公認ファシリテーター
プログラム
- オリエンテーション
研修ゴールを確認し、チェックインを行ったうえで、参加者がこれまでに指導された経験を振り返ってもらいます。
- 1.OJTと経験学習
OJTの基本として、OJTの原理原則、後輩指導のベースとなる「経験学習」、職場全体をOJTに巻き込む「面での指導体制」について学びます。
- 2.育て上手の指導方法
「育て上手な人」の研究知見に基づく「育て上手の12項目」と、事前受検してもらった「DLL(OJT診断システム)」の診断結果から、各人の指導の傾向と課題を考えてもらいます。それを踏まえて、各人がOJTの指導方針を作成します。
- 4.WPL診断(個人診断表)の分析/1on1の進め方
WPL個人診断表の診断結果を分析し、それに基づき部下との1on1ミーティングの進め方を検討してもらいます。
- 3.経験学習を支援する1on1
後輩の経験学習支援の典型として、定期的に実施するミニ1on1(面談)のやり方をロールプレイを含めて習得します。
- 4.育成計画
必要な指導項目を洗い出し、1年間の到達イメージを考え、年間計画を作成します(研修内では下書きレベル)。
- まとめ
1日の学びを整理し、その学びの現場への接続を考えます。
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